
女性のセックスにおいてイクことは、さほど重要なことではないと紹介してきましたが
それでもイキたいと思うことは自然な事です。
・気持ちいいから
・絶頂を感じてみたい
・相手と一緒にイキたい など
イキたいと思う理由はそれぞれありますが、
実はイキたくてもイケない女の人の方が多いんです。
ここでは、日本人女性のオーガズムと
オーガズムの種類、開発について紹介していきます。
イケなくても大丈夫
実は、日本という国は、セックスにおいての全ての基準がワーストの国です。
夫婦のラブタイムも、オーガズムを感じる女性も、年々性欲が無くなっていくのが当たり前なのも日本人に多いのが特徴的です。
26カ国・26032人を対象に行われた『Sexual Well Being Global Survey』では、
女性がセックスで「毎回オーガズムに達する(イク)」世界平均が32%であるのに対し
日本人女性はわずか11%にとどまり、調査対象となった26カ国のうちで25番目の数値です。
しかも26位は香港なので国としては日本が最下位という結果になります。
なぜそんなにイケない女性が多いのでしょうか?
それは日本という国独特の文化が関係していると私は思います。
ヤマトナデシコ

日本人ならば誰でも聞いたことがある「大和撫子」という言葉。
大和撫子は日本女性に対する褒め言葉で日本人女性のおしとやかさ、奥ゆかしさ
控えめな印象で清らかさ、美しさを讃えていう言葉です。
このように女性は、か弱い生き物で、おしとやかに品のあるものとしてあるべきだと日本では言われてきました。
なので昔から日本では、女性がオープンになることを抑えられてきたようなきがします。
女性は、家にいて子供を守る。仕事はしない。男性の一歩後ろを歩き、男性を立てる。
もちろん現代では女性進出が多くあり、昔のような考えはなくなりつつあるとは思いますが
それでも女性がどうしてもオープンになりにくいという文化は根深く残りつつもあります。
セックス=淫らなものと連想してしまうことでおしとやかで清らかなイメージとは真逆のものになってしまい
セックス=恥ずべき行為というふうに自然と女性がオープンになることがダメなことと考えてしまうのです。
オーガズムは相手に全身をゆだねオープンになることから始まります。
「オーガズムに達したことがない」という女性の多くがセックスにオープンになれていなかったり、
セックス自体に後ろめたさを感じ、セックスの時も恥ずかしくてプレイに集中できていないケースはよくあります。
オーガズムを感じる一番の基本はあなたが心身ともにリラックスしていることです。
オーガズムの種類
さて、心身ともにリラックスができるようになると
今度はオーガズムに達するためにオーガズムの種類についてわかっておきたいものです。
女性器でのオーガズムには大きく分けて3つの種類があります。
1、外イキ
2、中イキ
3、奥イキ の3種類です。
1、外イキ
外イキはクリトリスでのオーガズムのことでオーガズムを感じたことがあると答えた大半の女性はクリトリスを通してのオーガズムを経験していて比較的体感しやすいオーガズムと言われています。
優しく転がすように触ってみたり、セックストイなどで刺激してみることで外イキは開発できます。
2、中イキ
中イキは、Gスポットでのオーガズムのことを指します。
Gスポットにはまだ解明されていない謎が多く、「CUV複合体」と呼ばれる領域の一部で、必ずしも皆が持っている性感帯とは限らない不思議なものです。
しかし中イキしたことがないからと言って、Gスポットがないと決まったわけではなく、気持ちいいところをパートナーと探してみたり、Gスポット専用トイで探してみたり、また年齢とともに中が刺激されたことで勝手に開発され気持ちよくなりイケるようになるといったケースもあります。
3、奥イキ
奥イキは、ポルチオといって子宮口付近の奥にある性感帯でのオーガズムのことです。
奥イキは、外イキと中イキと違って脳を経由している迷走神経系で起こるオーガズムで持続力があり、深い快感を感じられるものと言われています。
経験があまりない女性は奥に当たる痛みが生じることがあるので、開発の際には慎重になりましょう。
騎乗位の体位などが奥イキを感じやすいと言われていますが出産を経て奥イキができるようになる人も多いようです。
このように女性器でのオーガズムは主に3つありますが、
女性器の性感帯は全て開発できるものであり、セックスはもっと気持ちのいいものにできるのです。
開発とは
性感帯を開発するにはどうしたらいいのでしょうか?
自分でセックストイを使ったり、触ってみたりすることで開発することは可能ですが
私がおすすめする開発方法を2つ紹介します。
1、パートナーと開発していく
パートナーと開発していくことのメリットはオープンになることが増えもっと絆が深まり、一緒にセックスすることがとても楽しいものになることです。
セックスで、一緒に開発したい、または開発してほしいと言われて嬉しくない男性はまずいないでしょう。
もっと一緒に気持ちよくなるためには、お互いの気持ちいいところを伝える必要があります。
そしてお互いでちゃんと聞き合い、受け入れ合うという工程ができあがります。
そうするとセックス以外で何か解決したいことが起こったときや喧嘩が起こったとき
同じように、伝え、聞き、受け入れるをすることがお互いにとってそこまで難しいことではなくなるのです。
逆も然り、パートナーにセックスで思ったことや自分自身をさらけだせていない人は、普段の生活でもオープンになれていないこともあります。
開発したいと伝えるのが恥ずかしいと思うなら、普段の生活でもっとオープンになれていくことから始めるとハードルはそこまで高くないです。
それでも、言えないという人は、やはり、セックス=恥ずべきものという概念を変えてみると大きく変わることがあると思います。
2、膣トレをする
私は膣トレを始める前まで外イキしかできませんでした。
膣トレを始めたのは16歳のときで理由はガバガバになりたくないからでした。
膣トレを始めてからすぐには実感は湧かなかったものの、数ヶ月後には、中イキ、そして奥イキも体験することができました。
今では、膣トレをするだけでも気持ちよくなりノーハンドでイクこともできます。
なぜなら、女性のオーガズムは子宮の伸縮によって起こっているからです。
膣内の筋肉を伸縮させトレーニングをするのですが
実際膣トレを始めて3〜4ヶ月で実感する人もいれば、もっと時間がかかる人もいます。
私は膣トレをすることの最大のメリットは、気持ちよさが全て自分次第になるということです。
相手のサイズももちろん関係ありませんし、自分で自分の気持ちいいところを知っているので相手に的確に伝えることができます。
何度でもイケますし、締まりがいいことで男性が喜んでくれるというケースもあります。
膣トレをすると、セックスがとても楽しいものになります。
膣トレについての記事も楽しみにしていただければと思います。
最後に
ここまでオーガズムについて説明してきましたが、
最初にも言ったようにオーガズムを感じる一番の基本はあなたが心身ともにリラックスしていることです。
セックス前に緊張しないように相手とリラックスしながらゆったりしたり、
お風呂に入り、清潔にしておくことでニオイなどの心配はなくなります。
パートナーと素敵なセックスをして素敵なオーガズムを感じるためには
解放的に全てを相手に委ねてあげましょう。
そうすることがオーガズムへの一番の近道です。